筋トレの中でも人気のベンチプレスですが、最近はTV番組で取り上げられたり、YouTubeでも多くの動画がアップされています。
直近の2023年の東京都秋季大会は多くの人が参加して盛況でした。
最近の傾向を調べるため、参加していた8年前の東京大会に比べてみました!
参加人数は増え、記録は大きく進歩しています!
ベンチプレスは筋トレの種目の中でも、一番人気の高い種目です。
最近は、TV番組で取り上げられたり、YouTubeでも多くのの動画が挙がっています。
2023年の東京都秋季ベンチプレス大会にジム友が参加するというので、YouTube動画をずっと見ていました。
参加人数、特に女子選手が多く記録が上がっているのに驚きました。
今回は、2015年の東京都秋季ベンチプレス大会と比較してみます。2015年は私が最後に東京都大会に参加した年です。
◆変化は!
・参加人数が増えた
男子119名(15年比2.6倍)、女子25名(15年比3.6倍)
・記録が伸びた
男子優勝者の記録:比較できる16カテゴリーで、14ヶ所で記録向上
男子平均挙上重量:比較できる16カテゴリーで、11ヶ所で記録向上
2023年東京都秋季ベンチプレス大会記録、2015年東京都秋季ベンチプレス大会記録
・参加人数の増加
2023年大会は、男子119名、女子25名、ギア(エクイップ)は男女とも各1名ずつです。
2015年大会は、男子45名、女子7名、ギアは男子6名、女子2名です。
増加傾向が正しいかどうか追加で2022年大会もチェックしました。
2022年大会は、男子125名、女子12名、ギアは、男子15名、女子1名です。
やっぱり、参加人数は増えています。ただギアの人数は流動的です。
2023年の女子の参加者数は目を見張るものがあります。
・記録の伸び
男子の記録は、ほぼ全てのカテゴリーで伸びています。これは競技人口が増えそれに伴い記録も伸びているようです。
女子は2015年が7名だったので比較し難いのですが、記録は全体に伸びています。
男子の記録の傾向
全日本の大会レベルになると、体重別では重い方が強く、年齢別では一般、マスターズでは若い方が強い傾向が顕著にでます。
東京大会では、必ずしもその傾向は無く、参加した人に依存します。
またマスター1、2当たりの強い人が活躍しているのも特徴です。
52kg級 | 59kg級 | 66kg級 | 74kg級 | 83kg級 | 93kg級 | 105㎏級 | 120kg級 | 120kg超級 | 計 | |
サブジュニア | 1 | 1 | ||||||||
ジュニア | 1 | 2 | 1 | 4 | ||||||
一般 | 2 | 9 | 21 | 8 | 12 | 2 | 1 | 1 | 56 | |
マスターズ1 | 1 | 4 | 6 | 7 | 4 | 1 | 1 | 24 | ||
マスターズ2 | 1 | 4 | 7 | 3 | 3 | 3 | 21 | |||
マスターズ3 | 3 | 3 | 3 | 1 | 10 | |||||
マスターズ4 | 1 | 1 | 1 | 3 |
男子の参加者の合計は119名です。8年前に比べ74名増えていますが、昨年に比べると6名の減です。
参加人数は全体的に増えています。特に一般は8年前に比べると38人の増加です。
一般の競技者が多いのは健全な競技分布です。
記録はノーギアのみを集計しています。
全日本の記録に比べると、年齢や階級による記録の差は小さくなっています。
個人の強い選手が出場すると、そこに記録は引っ張られているようです。
年明けのジャパンクラシックベンチプレス選手参加のために記録を作りに来ている人もいるようです。
記録はノーギアのみを集計しています。
全日本の記録に比べると、年齢や階級による記録の差は小さくなっている傾向はかわっていません。
一般よりもマスター1の記録がよいのが目立ちます。
またマスター2の記録も一般と遜色なく健闘しています。
ベンチプレスは長く楽しめる競技であることを証明しています。
女子は参加人数がかなり増えていますが、各カテゴリーにエントリーしている人数は1、2人が多く、最大でも4人です。
記録も順位も参加者の個人の影響が大きくなります。
47kg級 | 52kg級 | 57kg級 | 63kg級 | 69kg級 | 76kg級 | 計 | |
ジュニア | 2 | 2 | |||||
一般 | 2 | 1 | 4 | 3 | 2 | 12 | |
マスターズ1 | 2 | 1 | 1 | 1 | 5 | ||
マスターズ2 | 2 | 2 | 1 | 5 |
女子の参加者は合計で25名です。8年前に比べると18名増、昨年に比べても13名増です。
明らかに女子の中にもベンチプレスが普及しつつあります。
女子の参加人数が増えたとはいえ、まだまだ男子ほどではありません。
この中ではジュニア、一般、マスターズでの記録の差は、あまりありません。
参加人数の影響もあり優勝者と参加者の平均の傾向はほぼ同じです。
2023年の東京都秋季ベンチプレス大会は、2015年の大会に比べ大幅に参加者が増加しています。
これは筋トレやベンチプレスの人気が定着していることによるものと考えられます。
ベンチプレスの楽しさが再認識されています。
今回の東京大会のように地方大会では、マスターズ1、2の活躍が目立っています。
平均では一般の選手に負けない強い選手が頑張っています。
長い間楽しめるのもベンチプレスのメリットです!
大会は出ただけでも記念になりますが、その中で成績がよければ賞状やメダルなどを貰えます。
これらは、何物にも代えられない喜びです!!