筋トレでベンチプレスは人気の種目ですが、実はその手軽さからか、ダンベルベンチプレスもとても人気の種目です。
筋力は年齢とともに落ちてきます。今回作成した作成したツールは、
ダンベルベンチプレスで50歳の人が、片手30kgを8レップできると、25歳の人が、片手40kgを8レップできるのは
どちらが強いかを比較するツールです!
このツールは年齢差がある人のダンベルベンチプレスの強さの比較をします。
入力は、年齢、ダンベル重量(片手)、レップ数、体重(階級)です。
◆年齢:
年齢による重量の補正を行うのは31歳からです。
補正を行わない20歳代はデフォルトの30歳のままにしてください。
◆ダンベル挙上重量:挙上したダンベルの重量(片手)を入力します。
◆レップ数:挙上した回数(レップ数)を入力します。
◆階級と性別:
男性、女性のボタンをセレクトしたときは、体重を考慮しない、性別全体のデータから補正値を作成しています。
性別と階級のボタンをセレクトしたときは、その性別のその階級に人のデータから補正値を作成しています。
出力は1レップの挙上重量を推定して強さとしています。
③が主な目的の値です。一番力がでる20代に換算した値になります!!
①年齢補正のないダンベルベンチプレスの1レップの挙上可能重量
②年齢補正のない(バーベル)ベンチプレスの1レップの挙上重量
③年齢補正をしたダンベルベンチプレスの1レップの挙上可能重量
④年齢補正をした(バーベル)ベンチプレスの1レップの挙上重量
どちらが強いか比較してみた!
冒頭の疑問?!
50歳の人が、片手30kgを8レップできると、25歳の人が、片手40kgを8レップどちらが強い?をこのツールで確認してみました。
50歳の人の年齢補正のダンベルベンチプレスの1レップの重量は、95.33kgです。
25歳の人は補正なしです。デフォルト(30歳)で計算すると、1レップの重量は、96kgです。
ほぼ同じ強さという結果です!!
今回のツールは、①RM換算、②ダンベルベンチプレス重量⇒ベンチプレス重量への変換、③年齢補正の3つの計算から作られています。
前者の2つは、一般的に使われている式です。年齢補正はこのブログのオリジナルとなります。
最大挙上重量(1RM) = 使用重量 × {1 + (持ち上げた回数 ÷ 40)}
関連記事「ベンチプレス MAX挙上重量が分かる RM換算ツール」
ダンベルベンチプレスの片手の重量 × 2.4倍=ベンチプレスの重量
関連記事「ダンベル・ベンチプレス 何kg持てればベンチプレス100kgが挙がるの? 換算ツールを作ってみた!」
補正の元になるデータは、2023年ジャパンクラシックベンチプレス選⼿権⼤会のデータです。
通常のベンチプレスもダンベルベンチプレスも年齢の影響は同等という仮定をしています。
その上でクラッシックベンチプレスに参加している選手の階級(体重ごと)に一般、マスター(年齢ごと)に平均挙上重量をつくり、年齢ごとの挙上重量の傾きを計算します。
この傾きが、年齢による重量ダウンの値です。
しっかりトレーニングをしている人はかなり、このダウン直線に準じます。
傾きは、性別では別物に、また階級ごとにもバラツキます。
特に参加人数が少ないところでは誤差が生じているようです。
今回は、男平均、女平均は全ての階級で平均の傾きを作っています。
これとは別に、階級ごとにも作っているので更に精度よくみたいときはこちらがおすすめです。
残念ながら、女子の63kg以上は参加人数が少ないなどの理由で精度が悪く削除しました。
2023年