パワーリフティングやベンチプレスの試合にでるためには、シングレット(吊りパン)を着用しなければいけません。
ベンチプレスの地方の公式戦では、数年前までは、スパッツのように腰が浮いているかどうか、分かるものであればOKだったのですが、
近年は明確にシングレットを指定しています。
普段着用しないシングレットは少し気恥しいですし、意外と購入には制限があります。
「JPA公認の大会ではツリパン着用を原則とする。」とJPAのルールブックに明記されています。
シングレット(吊りパン)を着ることで、体の線が出て、スクワットの深さや、ベンチプレスの腰の浮きなどがルールに適合しているかを、審判が確認し易くしています。
ベンチプレスの東京大会などのローカルの大会では、昨年までは、体の線がでるスパッツはOKだったのですが、今年は赤字でシングレット以外はNGと記載されています。
JPA公認の各地のローカルの試合のルールはどうか確認できていませんが、今後は、ローカル大会でもあってもJPAの下部組織主催の大会はシングレット着用は必須になりそうです。
今回9年ぶりに大会にでることになり、シングレットを購入しました。
今後も大会に参加するかどうか分からないので、安いものでよいと考えていたのですが、ニッチな市場でパワーリフティング用で安いものが見つかりません。
アマゾンで調べてみてもレスリング用や下着用が多く出てきます。ECサイトでの購入は難しそうです。
簡単に手に入るものは、パワーリフティングのメーカーとして有名なブランドのものばかりでした。
幾つかのブランドを検討した結果、A7のシングレットを購入しました。
アマゾンなどのECサイトでは、シングレット探せず、A7 Japanの通販を利用しました。
価格は、SBDより安く、鬼より高いというイメージです。
A7はパワーリフターのためのアメリカのブランドです。日本でもここ数年知名度が上がっているのではないでしょうか。
特に、背中に滑り止めを付けたTシャツ(BAR GRIP Tシャツ)で有名になりました。
一緒に参加する2人がSBDのシングレットを持っているので違うブランドを考えていました。
A7の方が、デザインが好き、値段が少し安いということでA7シングレットを購入しました。
購入したのは、A7 Classic シングレット -BLUE- IPF Approvedです。
IPF Approvedなので、実力さえあればこれを着て国際試合もでることができます。
サイズチャートを見ると
サイズ | 体重 |
M | 64 -75kg |
L | 75 -88kg |
サイズは体重のみで規定されています。
体重が境界線上にいるので、Lにしようかとも思いましたが、74kgで参加するのでサイズはMを選択しました。
お尻周りがゆるいと注意されるので、選択に迷ったときは小さいサイズ側にする方がよいというネット情報もあります。
実際に着てみると、やはり体が締め付けられる感じがあります。
でもこれが、不正解かどうかが分かりません? ちなみに私に慎重は172cmです。
トレーニングをしていると、気にならなくなるので問題ないのでしょう!
おすすめのシングレットは
他のメーカーも含め調べてみると、シングレット購入には色々と問題があります
◆シングレット購入の問題は
・パワーリフティング・ベンチプレス用が少ない
(マニアックなブランド物しかない)
・サイズが無い
・サイズが分かり難い
・値段が高い
特にサイズが無いのはかなり致命的です。
A7、SBD、鬼も日本人が欲しいサイズのところは品薄になっています。
私が購入したA7 Classic シングレット -BLUEも、購入した後、暫くしてHPを見るとサイズが無くなっていました。
またサイズも体重のみで決められている場合があり、背が高い人や低い人は少し不安になります。
◆おすすめのブランド
筋トレ、特にパワーリフティングの競技者をサポートしてくれる武器屋のブランド鬼です。
鬼は日本のブランドです。価格も他ブランドに比べるとリーズナブルです。
鬼のリストラップを長年使用しています。
シングレットも候補であったのですが、鬼のシングレットは派手で目立ちます。
一般トレーニーには少しデザインにハードルがあります。
SBDはイギリス発で、パワーリフティングの業界では、定番のブランドです。多くの実績のあるアイテムを提供しています。
その分価格は全体に高めです。
残念ながら、アマゾンなどのECサイトではSBDのシングレットは探せません。
購入は、代理店のSBD Japanからがおすすめですが、デザインによっては品切れのものが多いので注意が必要です。
スウェーデン発のパワーリフティンググッズのブランドです。ベンチプレス台などで知名度が高いのではないでしょうか。
個人的にはアパレルのイメージはなかったのですが、シングレット、Tシャツ、靴などがあります。
Three White(MBC POWER)が2022年からEREIKOの正規代理店になっており、こちらのサイトで購入可能です。
インザーも有名なパワーリフティングブランドです。国内では色々なところで販売されています。
ECサイトでもシングレットが購入可能な数少ないブランドです。
こちらでも購入可能
普通のジムでシングレットを着用している人は、ほとんど見かけません。
パワーリフティングやベンチプレスの試合に出る人が着用するニッチな商品です。
とは言えベンチプレスの試合に出たいのならば、必須になってきます。
普段着用しないだけに、逆に自分にしっくりしたものを選びたいです。
今回紹介したブランドはどれも有名なものです。
日本製でリーズナブルな価格で選ぶなら鬼です。
私が購入したA7も価格やデザイン性はなかなか良いと思っています。
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