ジムでベンチプレスを始めてから20年以上になります。
約10年前に東京都のベンチプレス大会に参加して、それからはフォームやトレーニング方法を少し気にするようになりました。
その後、数回大会も参加しました。暫く間が空き、今回9年ぶりに東京大会に参加することにしました!
久しぶりの大会参加で課題が幾つも見つかりました!
そもそも大会に参加を決めたのは、会場が自宅から車で40分ぐらいで、車で行くことができることが分かったからです。
そんな調子なので、実際に準備を始めると課題が色々でてきました。
◆主な課題
目標: 何kgを目標にするか?
技術的課題:
・ボトムでバーを止める
・お尻をしっかりベンチ台につける
準備:
・シングレット(吊りパン)着用が必須
・減量約3kgが必要
ここには記載していないことも、悩ましいことは沢山ありました。
大会に出ていない間も、ジムでのベンチプレスは継続していましたが・・
試合のルールに沿って挙げる重量と、ただ挙がればよいジムでのMAX重量はかなり違います。
特に、ボトムでバーを止めると、お尻をしっかりベンチ台につけるはかなり重量に影響します。
9年前の大会では大会でのパーソナルレコード115kgを挙げたのですが・・
年齢もすすみ、暫く試合ルールに沿って練習したことがありません。
色々悩んだ結果
第3試技に、9年前のMAX重量115kgにチャレンジすることにしました。
◆目標
・第1試技 100kg
・第2試技 110kg
・第3試技 115kg
目標は115kgにチャレンジする! にしました。
大会に出るための技術的課題は2つあります。
この2つは、ジムでしかベンチプレスを行っていない人が試合にでるときの課題と共通です。
◆技術的課題
・お尻をしっかりベンチ台に付ける
・ボトムで止める
ジムでベンチプレスを行っている人で、自分はお尻が浮いていないと思っていいる人でも
実は、お尻が浮いていることがあります。
特にギリギリ重量では、瞬間的にお尻が浮くことがあります。
ジムでの練習ですが、お尻が浮いています!!
これをしっかり判定するために、シングレットの着用が義務化されています。
ダボダボのズボンを着ると一見お尻はベンチ台から離れていないように見えますが、
シングレットを着ると、お尻が離れる癖があることが分かります。
極力お尻がベンチ台から離れないように練習する必要があります。
こちらは更に厄介です。
普段ジムでの練習はお尻を浮かさないという意識はありますが、
MAXにチャレンジするときなどはボトムで止めません。
多くのジムトレの人は、止めていないのではないでしょうか。
ボトムで(下したとき胸でバーを)止めると5~10kgは重量が落ちます。
更に2024年からの新ルールで肘が肩より落ちているかを確認するために、
ボトムでの止め時間が長めになっている傾向があります。
こちらもジムで動画を撮りながら止める練習をしました。
大会に参加するために、準備しなければいけないことがあります。
コスチームチェックと検量を通ることです。
この2つをクリアしないと記録は残りません。
コスチームチェックで確認されるのは、シングレット、Tシャツ、靴、ベルト、リストラップです。
ベルトやリストラップは無くてもOKですが、東京大会ではシングレット着用は今年から必須です。
お尻の浮きを確実に判定できるように、シングレット着用します。
9年前はスパッツで参加していたので、今回購入することにしました。
アマゾンなどのECサイトでもシングレットは売られていますが、競技で着用しているブランドの販売は、ほとんどありません。
パワーリフティングのブランドで販売しているシングレットをそれぞれのサイトで探す必要があります。
調べてみると値段が高い、サイズの在庫が少ないなどの問題もあります。
日本のブランド鬼は比較的リーズナブルです。SBDなどの実績のあるブランドは高価です。
私は中間ぐらいの価格のA7のシングレットを購入しました。
詳しくは「シングレットの入手は少し難しい ベンチプレスの大会でおすすめのブランドは!」の記事で
登録費(8、336円)、参加費(7、220円)、そしてシングレットで、合計3万円の出費です。
これは痛い!
準備で一番苦労したのが、3kgの減量です。
これは、大会に参加する多くの人が直面する課題の一つです。
減量しつつベンチプレスのパフォーマンスを維持しなければいけません。
私の場合は、ほとんど減量の経験がなかったので、何をやればどれ位体重が減るかが分かりませんでした・・
今回は40日かけて少しずつ体重を減らすことにしました。
主体は運動で減らし、食事を補助的に使いました。
運動は、ランニングとウォーキングを追加して週に5~6回になりました!
これはかなり、疲労が溜まります。
食事の方は、ドカ食いはせず、特に夜の炭水化物は極力押さえました。
結果当日の検量は72.9kgでやや減らし過ぎた感じになりました。
水抜きなどの急激な減量ではないので、暫くはこの体重を維持できればと思っています。
減量の状況は「ベンチプレス大会参加 運動量を増やして減量をしてみた!」で紹介しています。
目標通り115kgにチャレンジすることができましたが、
結果は挙げられず、記録は110kgとなりました。
2つの技術的課題、お尻をベンチ台につけるとボトムで止めるは、まだ課題として残りました。
やはり、試合用に練習しないと、よい結果を出すのは難しそうです!