カッコイイ体づくりにおすすめNO.1は、何といってもベンチプレスです。
ジムでベンチプレスをやっていると一目置かれます。ときには話しかけられたりします。筋トレマニアの憧れの種目です。
そしてベンチプレスにハマると、新しい世界が広がる可能性があります!
ぜひ、ベンチプレスにチャレンジしてみてください。
スポーツジムに行き始めると、多くの人はマシンを使って見よう見まねで筋トレを行います。
ジム通いを始める人の多くは、カッコいい締まった体に憧れています。
特に鍛えたい部位として胸、肩、三頭筋があります。ベンチプレスはこれらの部位が効果的に鍛えられます。
逞しい背中も憧れます。こちらは、チンニング(懸垂)やラットプルダウンがおすすめです。また、下半身はスクワットを中心にメニューを組めば最強です。
ベンチプレスは、効率的に上半身を鍛えられるだけでなく、ジムでは、憧れの的で、私もベンチプレスを行っている人がいると、ついつい見てしまいます。
ベンチプレス60kgって!?
まずは、ベンチプレス60kgを目指しましょう!
ジムでは
普通のジムならベンチプレス用のプレートは、20kgが一番重いプレートです。その次が15kgです。
最初にジムに行ったとき、その一番重たいプレートを付けてベンチプレスを行っているのを見て憧れました。
一番重たい20kgのプレートを2枚つければ、バーの重さ20kgと合わせて60kgです。この重さで8回できれば、1回ならば72kg換算です。ここまでには時間がかかります。
目指すべきは、2番目に重たいおもりの15kgを載せて50kgで8回です。これができれば、1回ならば60kgが挙がります。
ベンチプレスの最大挙上重量は、RM換算にて行います。換算はこちらの記事を利用してください。「ベンチプレス MAX挙上重量が分かる RM換算ツール」
筋トレ歴がない人のベンチプレスの平均重量
筋トレ歴がない人のベンチプレスの平均重量を確認すると体重60kgの人で34kg、90kgの人で62kgです。
初心者(筋トレ歴のない人)の体重別の挙上重量の平均値の表です。
体重(kg) | 初心者 挙上重量(kg) |
60 | 34 |
65 | 39 |
70 | 44 |
75 | 48 |
80 | 53 |
85 | 58 |
90 | 62 |
95 | 66 |
100 | 71 |
105 | 75 |
表は「ベンチプレスで持ち上げれる平均重量!男性・女性・体重別に詳しく解説」を参照しています。
体重60kgの人が60kg挙げれればかなりカッコイイですね!
60kgを挙げるためのテクニック
いまからベンチプレスを始める人は、最初に経験者にアドバイスを貰えれば伸びは早くなります。
テクニックというほどではないのですが、次のことを意識するとよいと思います。
◆ベンチプレス60kg挙げるテクニック
・胸を張る(ブリッジをつくる)
・足の裏に力をいれる
・肩甲骨を下げる(下制させる)
・肘は45°ぐらいに自然にひらく
胸を張る(ブリッジをつくる)
ブリッジをつくって胸を張るだけで、挙げられる重量ははっきりと変わります。
ブリッジを組んで足で踏ん張れば、それだけで重量はあがります!
足の裏に力をいれる
足に力を入れると体全体で重量を支えたり、押したりできるようになります。最初は少し分かり難いですが、イメージは足の裏に力を入れて地面を押す感じです。
肩甲骨を下げる(下制させる)
少し高度になりまが、頭はベンチ台にしっかりつけ、肩甲骨を下げるようにします。肩甲骨が上がって首をすくめたような形にならないようにしましょう。
上級者は肩甲骨をベンチ台に垂直に立てるようにフォームを組みます。
肘は45°ぐらいに自然にひらく
バーを下す位置を意識しましょう。肘を張らずに、自然にバーが下せるようにします。肘の角度は45°ぐらいが良いと言われています。肘を張ると力が入り易くなりますが、肩を痛めるので注意しましょう。
60kg挙げるののどれ位かかるの?
60kgを挙げるのにかかる期間は、それまでのスポーツ歴や体重、トレーニングの頻度などで大きく異なります。
私のケースがかなり期間がかかったので、それを参考にしてください。多くの人が私より早く60kg達成できると思います!
体重63kg、年齢37歳
運動は筋トレ始める前5年はほとんど行っていませんでした。
最初にベンチプレスを挙げてときは、40kgでした。ジムでは、下半身、上半身に分け週に2回行っていました。ベンチプレスは週1回です。
この条件で60kgを挙げるのにどれ位の期間がかかったのでしょうか??
60kgで1レップは行っていなかったのでRM換算で行いました。具体的には47.5kgで10レップが59.38kgに相当するので、これを2セット達成したときとしました。
重量 | レップ数 | セット数 | RM換算値 | |
スタート | 30 | 10 | 3 | 37.5 |
1ヶ月後 | 30 | 10 | 1 | 37.5 |
35 | 10 | 1 | 43.75 | |
40 | 10 | 1 | 50 | |
2ヶ月後 | 40 | 10 | 3 | 50 |
3ヶ月後 | 40 | 10 | 1 | 50 |
45 | 10 | 1 | 56.25 | |
45 | 9 | 1 | 55.13 | |
4ヶ月後 | 42.5 | 10 | 1 | 53.13 |
47.5 | 10 | 2 | 59.38 | |
5ヶ月後 | 42.5 | 10 | 1 | 53.13 |
47.5 | 10 | 2 | 59.38 | |
6ヶ月後 | 45 | 10 | 1 | 56.25 |
50 | 10 | 2 | 62.5 |
どの時点で60kgが挙がったと判断するかですが、実力的には、4ヶ月目で47.5kgで10レップが2セット挙がったときと考えられます。
でも当初目標にした、ジムで2番目に重たいプレートを着けてベンチプレスを行うまでには、半年かかっています。
まとめ
週に1回のベンチプレスのトレーニングでも4ヶ月で、当初から20kgアップの60kgを達成しています。
若い人、運動を行っている人や、ベンチプレスのトレーニングを週2回できれば、更に期間は短縮できるはずです。
でも残念ながら、体形が変わるのはこれからです。もちろん4ヶ月時点でも当初に比べると変わっていますが、筋トレ体形になるのはむしろ、この時期を越えてからです。
体の変化は、筋トレを始めてから3~4ヶ月後から現れてきます。