ベンチプレス MAX重量と5レップ、5セットの重量との関係を考えてみた!

ベンチプレスで地力をつけるセットトレーニングはとても重要です。

最近肩を痛めたこともあり、肩のダメージを減らすためにセット重量を軽くしたのですが、

最近のMAXである120kgが挙げることができました。

逆にセット重量5kgが挙がってもMAX重量が変わらないこともありました。

何故こんなことが起こるのでしょうか?

まずは、5レップ、5セットとその時のMAX重量の関係を調べてみました。

セット重量とMAX重量のデータ

1日のトレーニングは、前半に、その日のMAXチャレンジをします。後半は5レップ、5セット(5×5)のセットを行なっています。

最近のMAX重量と5×5のセット重量の関係を表にしてみました。

  MAX重量(kg) 5×5重量(kg)
2024年3月 120 95
2023年9月 120 92.5
2021年3月 120 100
2020年12月 122.5 97.5

この4つの時期で5レップ、5セットのトレーニングの重量は92.5kg~100kgでセット重量の幅は7.5kgです。

でもMAX重量の幅は、2.5kgです。

この結果だけみると、セット重量のアップがMAXに反映されていないことが分かります。

それぞれの時期の状況は

何故こんなことが起きたかを解明するために、それぞれの時期の状況を思いだしてみました・・

2020年12月以前では、セット重量95kgで5×5が順調に挙がったときの、MAX重量は120kgです。ここが基準です。

この基準を元に各時期を考えると・・

2020年12月:セット重量が2.5kg挙がっているので、順調にMAXも122.5kgに伸びています。更にセット重量を伸ばせばと考えていました。

2021年3月:セット重量がベースより5kg上がって100kgになったのですが、MAXは伸びません!!

120kgは頻繁に挙げていましたが、それ以上は挙がりませんでした。

2022年の暮れに、肩を痛めて、その後1年以上高重量を扱えませんでした。

2023年9月:セット重量がベースより2.5kgダウンしているのに、120kg挙げっています。何故でしょうか?

2024年3月:セット重量がベースの重量の95kgになり、MAXも順調に120kgをキープしています。

一体何がMAX重量に影響があるの?

思い当たるMAXに影響のある要素について考えてみました!

神経系の強化

肩を痛める前後での大きな違いは、高重量をあまり扱っていないことです。

この影響で神経系強化が不十分のような気がしています。

だとすると神経系強化が十分ではないけど挙がっていることになるのですが??

地力向上

セットトレーニングは、筋肥大やフォームの安定など地力向上に効果があります。

100kgでセットを組んでいたときはパワーがついた実感があります。

疲労の蓄積

怪我の前の方が、セットが高重量のため疲労の蓄積があった感じがします。

特に100kgでセットを組んでいた時は、疲労感があった記憶があります。

ピークをつくる

高重量でのセットの場合は、セットを達成するのに夢中です。

この時は、かなりの頻度で120kgを挙げているので地力はあるようです。

低重量のセットで120kg挙げているときは、疲労を抜いたり、一時的に高重量を持ったりしてプチピークをつくっているのが効いているような気がします。

これらのことを総合するとMAX重量を上げるには

◆MAX重量を上げるには

 ・セットトレーニングで地力とフォームを固める
 ・MAXチャレンジとセット重量UPは別物、同時に追い求めない
 ・MAXチャレンジは、疲労を回復し神経系を向上させてピークをつくる

まとめ

長年ベンチプレスをやっていますが、まだまだ分からないことがいっぱいです!

何でこのタイミングでこの重量が挙がったの?

何でセット重量が伸びたのにMAX重量は伸びないの?

と思うことが時々あります。

現在、再びセット重量を95kgから97.5kgへアップしようとしています。

97.5kgで5×5が安定して組めるようになったら

疲労を取り、神経系を向上させてMAXチャレンジをする予定です!

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