ベンチプレス 120kgにチャレンジできるタイミングを見極める!

事前のトレーニングでどういう状態になると120kgにチャレンジして挙げることができるのでしょうか?!

特に最初に挙げる時は悩ましいところです。いくつかのトレーニング方法で120kgに成功したときの事前のトレーニングのようすを紹介します。

挙げられるタイミングを逃さないようにしましょう!!

120kgが挙げられるシグナルは!?

120kgは壁になっています!

パーソナルレコードは125kgで数回挙げたことがあります。でも私にとってベンチプレス120kgは壁になっています。

仕事や怪我や痛みでトレーニングができなかったり扱う重量が落ちたすることがあります。

こういう時は、MAX重量もダウンします。そして再び120kgを目指してトレーニングを行うということをここ数年は繰り返しています。

ベンチプレスの120kgのイメージはこちら

120kgが挙がるシグナルは

120kgはギリギリの重量なので、間が空くと挙がるかどうか不安です。

でも事前のトレーニングでどんな条件が整うと挙がるのかが分かっていれば、自信をもってチャレンジできます。

◆前週に挙げった重量でチャレンジを判断

 ①100kg 8回挙がる (RM換算では、120kgに換算されます。)

 ②110kg 4回挙がる (RM換算では、121kgに換算されます。)

 ③過去1ヶ月の挙上重量が右肩上りになっていること

 

◆当日のトレーニングでチャレンジを判断

 ④115kg、117.5kgが軽く挙がる

前週に挙げた重量でチャレンジを判断する場合

前週の状態で判断するときは、③の右肩上りかどうかの判断が重要です。ピークに向かって登っているか、下っているかで成功率は変わります。

①②③の条件が全て揃うと、120kgは挙がる可能性がかなり高いです。

①と③、②と③のどちらかの条件がクリアーできていても挙がる可能性はありますが、②と③の組み合わせの方が可能性は高いようです。

③の条件が成立していないと、ピークをとらえてない可能性があり難しい気がします。

でも後述する初めてケツをつけて挙げたときのように地力がしっかりついているときは、問題なく挙がります。

当日のトレーニングでチャレンジを判断する場合

ウオームアップから重量を上げていっても軽く感じる日が年に何回かあります。115kg、117.5kgあたりが軽く感じたときは、チャンスです!

こういう時は事前のことは気にしないでチャレンジしましよう!

120kgが挙がったときのようす

いくつかのトレーニング方法で120kg挙がったときのようすを紹介します。

95kg×5×5の表記は、95kgで5レップ、5セットの意味です。

初めてケツアゲで挙げたとき

初めて120kgを挙げたときは、ケツアゲベンチプレスでした。

このときのトレーニングは、毎回その日に持つ重量とセット数を感覚で決めていました。

感覚で決めるトレーニングは「ベンチプレス 感覚でその日の重量やセット数を決めるのはナンセンス?!」参考にしてください。

最初に高重量で低レップで数セット行いその後、少し重量を落として高レップのセットを行います。

<トレーニングのイメージ>

  重量(kg) 回数(回)
高重量で低レップのセット 100 2
  110 3
低重量で高レップのセット 100 7
  100 4
  90 5

◆ピークつくりが成功!

 ・前週:110kg×4、100kg×9

 ・当日:120kg×1、100kg×11

初めてお尻をつけて挙げたとき

お尻をベンチ台につけて初めて120kgを挙げたときです。

この時のトレーニングも高重量で低レップと低重量で高レップの組み合わせを感覚で行っています。

<トレーニングのイメージ>

  重量(kg) 回数(回)
高重量で低レップのセット 110 4
  110 3
低重量で高レップのセット 100 8
  100 7
  90 8

高重量低レップも低重量高レップも尻上げベンチのときよりもレベルアップしています。

◆地力がついた感じです!

 ・前週:115×1、110kg×5、100kg×8

 ・当日:120kg×1、110kg×4、100kg×8

 ・翌週:115kg×2

サイクルトレーニング

サイクルトレーニング内容は、8レップ、3セット後に、重量を上げたメモリーセットを2セットです。

毎週、重量を挙げていき、サイクルは6週です。1サイクル完了するとMAXチャレンジです。

◆サイクルトレーニングで上手くピークできています!

 ・前週:100×8×2、100×7、105kg×3×2

 ・当日:115kg×1、120kg×1、125g×1、110kg×3、100kg×8

5×5トレーニング

高重量低レップのトレーニングの後に5レップ5セットトレーニングをしている期間です。

当日、115kgが軽かったので120kgにチャレンジしています。

<トレーニングのイメージ>

  重量 回数
高重量で低レップのセット 100 1
  110 1
  115 1
5×5(5レップ、5セット) 95 5

この時の5×5の重量は95kgで少し軽めです。以前は100kgでセットしていた時期もあります。

効率的かなりいい感じですが、地力は少し落ちている感じです。

◆5×5で効率的に120kg挙げています!

 ・毎回115kgもしくは117.5kgを挙げています。

 ・当日、110kg、115kg、120kg

 ・この後の週でも120kg2回挙げています。

まとめ

ピークをつくって120kgにチャレンジするときは、ピークがしっかり作れているかどうかがポイントになります。事前の数週間の挙上重量やレップ数、セット数を把握して判断すると、より挙がる確率が高くなります。

地力が上がっている時や、5×5など120kgに近い重量を日常的に扱っている時は、その日の調子が良い時にチャレンジすると、良い結果でます。

 

 

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