人気急上昇のベンチプレス 東京都の大会で変化を確認してみた!

筋トレブームと言われて、もう何年も経ちます。

ベンチプレスは、筋トレの中でも人気の種目と言われています。

でもどれ位人気が上昇したのか・・

色々な評価の方法がありますが、

今回は私が参加した2015年と2024年の東京都のベンチプレス大会のようすから考えてみます!

東京都大会はどう変わった!?

比較するのは、第26回東京都春季ベンチプレス選手権大会第35回東京都春季ベンチプレス選手権大会です。

大会で大きく変化があったのは、参加人数と記録です。

参加人数

  第26回 第35回
参加人数 トータル 52名 103名
参加人数 女子 5名 18名
参加人数 男子 47名 85名
個人参加 26名(50%) 63名(61%)
エクイップ 8名 16名
74kg男子参加人数 11名(エクイップ2名) 34名(エクイップ8名)

◆結果をまとめると!
 ・参加人数トータルは2倍です。
 ・女子の参加は3.6倍
 ・個人参加の人も11%増加。
 ・エクイップの参加は2倍で、参加人数トータルの増加率と同じ
 ・私が参加している74kg男子は、参加人数が3倍です!

記録の変化

記録の変化を74kg級の男子で確認してみました。

◆74kg級優勝者の挙上重量の比較

  一般 M1 M2 M3 M4 M5
2015春(kg) 132.5 105 112.5 92.5 55 57.5
2024春(kg) 180 145 150 120    
差(kg) 48 40 37.5 27.5    

グラフと表で確認すると、一般の優勝者は2015春は132.5kgで2024年は180kgで、その差は48kgです。

 

◆74kg参加者平均

  一般 M1 M2 M3 M4 M5
2015春(kg) 118 105 112.5 92.5 55 57.5
2024春(kg) 150 123 117 106    
差(kg) 32 18 4.5 13.5    

◆ざっくり言えること
 ・一般のカテゴリでは大幅に記録が伸びている
 ・どの年齢でも優勝者の挙上重量は30kg以上アップ
 ・平均挙上重量では、マスターのカテゴリでは差が小さい

優勝者で40kg、平均でも30kgの重量アップしています。

MAX挙上重量が大幅にアップしているのは、熱心に行う人が増えたのと同時に、

ある程度年齢がすすんでも、重量が維持できることを証明しています。

とは言え、マスターのカテゴリの平均値の差はそれほど伸びていないのは、年齢の壁はまだまだあるというのも事実のようです。

大会のようす

10~9年前に数回東京大会に参加したときは、マスターのカテゴリーでは、

参加人数が少なく、記録が残せればメダルを貰える、あわよくば、戦わずして優勝なんてこともありました。

現在はM3まではそこそこの参加者があり、競う感じです。

また、見学者や応援している人も多く、会場にいる人は以前に比べかなり多くなっています。

YouTube動画もアップされており、より多くの人がそのようすをみることができます。

またスポンサーも以前より多くついているのではないでしょうか、試合用のベンチ台の後ろにはスポンサーが多く並んでいます。

まとめ

筋トレ、特にベンチプレス好きで20年以上継続してきましたが、

これほどベンチプレスが盛り上がるとは考えていませんでした。

ざっくりですが、9年の間に参加人数は2倍に

優勝者(74kg級)の記録は40kgアップしています。

YouTubeが登場したことで、多くの人は違和感なく始められ、

トレーニング方法やテクニックを学ぶことができるようになったのも人気に拍車をかけています。

まだ初めていない人は是非チャレンジしてみたはどうですか!?

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