ベンチプレス エキスパートが行う2段階フォームをやってみて分かったこと!!

ベンチプレスのエキスパートが行っている2段階フォームですが、ベンチプレスの愛好者でも、そのメリットを享受することができるのでしょうか?

Youtubeを参考に自分のフォームに取り入れて2年ぐらい経ちます。

以前はあまり感じられなかったフォームに対する良い影響を、少しずつそのメリットを感じるようになってきました。

2段フォームを取り入れたキッカケは

2段階フォームを取り入れたのは、BURST LIMITのKE-TAさんの動画がキッカケでした。

元世界チャンピオンの説明動画ですが、とれも分かり易く説明してくれます。

その理由も動画で紹介とほぼ同じです。

◆2段階フォームのメリット

 ・バーの移動距離を短くする(低いブリッジを補う)

 ・フォームを安定させる(同じ位置の下せるようにする)

バーの移動距離を短くする

体が硬く、ブリッジが低くバーの移動距離が広いのが悩みです。少しでも移動距離を短くすることができればと考えてチャレンジしました。

1レップでのバーの移動距離は、すごく短くなったという実感はないのですが、連続で行うセットでは、2段階フォームの1段目で止めた位置までしか挙げないことでリズムよくピッチをきざめます。

1レップでは、バーの移動距離というよりは、後述するようなフォームへ良い影響がある感じです。

フォームを安定させる

1段階目からボトムまでの距離は短くなっています。ボトムで同じ位置に下す確率は格段に上がっています。

これにより、フォームを安定させることでもメリットが得られています。特に重量に余裕のあるセットではフォームは格段に良くなった気がします。

2年経って感じるメリット!

前述した2つのメリットは感じつつ、最近は、これ以外のメリットを感じています。

フォームが上手く決まったときは、1段階目で止めるときに、より肩甲骨が立ち胸が張ているという感覚があります。

言い換えると、バーを取るときはどうしても肩が少し前に出気味になってしまいます。これを補正するために、一段階目で肩甲骨を立て胸を張ることでフォームを完成させるというイメージです。

◆2段階フォームのメリット

 ・1段階目で肩甲骨下制して立てることで、胸を高くする

 ・2段階目(ボトム)で下したい位置に確実の下す

 

まだまだ未熟なフォームです。重量が軽いときより、重い方が1段階目で肩甲骨の再セットがうまくでき胸の位置が高くなっている感じです。気合が入っているから?!

まだまだ、良い時と悪い時の差があったり、同じ日でも安定していないこともありますが、単に移動距離を短くするということではなく、よりフォームをよくできる方法になりつつあります。

肩甲骨が立つフォームになると、もちろん怪我もし難くなります。

エキスパートがすすめる理由は?

レジェンドの児玉さんとパワーリフティング66級チャンピオンの牛山さんのYouTubeチャンネルのパワーチューブの動画を参考にさせてもらいます。

児玉大紀さんの動画

児玉さんは、元々2段階ということをそれほど強く意識していた訳ではなく、フォームを突き詰めていたら、そのフォームになったそうです。2段階という呼び方も見ている人たちが言い始めたそうです。

2段階フォームをやっている理由は、トップとボトムのパワーポイントをうまく切り替えるためで、切り替わるポイントで止まっているとのことです。

児玉さんのコメントでは、かなり高度なテクニックで色々なテクニックを覚えてからのテクニックと言っています。

以前も同じ動画を見たことがあるのですが、その時はほとんど言っている意味が分からなかったのですが、今回は、なるほどと思いました。

私のフォームもラックアップするときに一度ブリッジが少し崩れ、1段階目でフォームを立て直し感じです。ラックアップするときと下すときでは力の入れ方が違うのです。

パワーチューブの動画

パワーチューブの動画は面白おかしく演じていますが、実際には分かり易く理論的なおすすめの動画です。

こちらも児玉さんに近いことを解説しています。1段階目で肩甲骨下制と肩関節伸展を行うとのことです。肩関節伸展って何?

まとめ

ベンチプレスの愛好者である私の2段階フォームは、目先のメリットであるバーの移動距離を短くすることや正確にボトムに下すことを目指して行っていました。

見よう見まねでも、やっているうちに、エキスパートの解説が分かり、フォームの改善につながってきています。

いい所だらけの2段階フォームにいかがですか?

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