この本は、筋トレ初級者から中級者向けです。
部位ごとに、自重、チューブ、マシン、ケーブル、フリーウエイトの筋トレを紹介してくれます。
筋トレを始める人、環境が変わった人、自宅でも筋トレを始めたい人、新しい種目にチャレンジしたい人、補助トレを導入したい人などにおすすめです。
序章に筋トレの基礎が記載されているので、これをしっかり理解しているとより効果的に筋トレが行えます。
「世界一使える筋トレ 完全ガイド」は、多くの著書がある荒川裕志さん著です。
最近は沢山の筋トレ本がありどれを選べば良いか分かり難くなっています。
この本は、鍛えたい部位ごとに、どんな種目があるかを教えてくれます。
選択の基準(運動のボリューム、負荷の抜けにくさ、伸長位の負荷、ストレッチ効果、フォームの習熟度、自宅での実施)などから種目を選びます。
初級から中級者は、シンプルに鍛えたい部位ごとに、筋トレを行う環境(自重、チューブ、マシン、ケーブル、フリーウエイト)で種目を探しましょう!
種目数は、網羅的でないので、中・上級の人はこれを参考に、環境や目的に応じて少し改良して行うことがおすすめです。
同じショルダープレスでも色々なやり方があります。工夫しながら筋トレすると新たな発見もあります。
筋トレの第一歩は、鍛えるべき筋肉を知ることです。
まずは、筋肉が着いている場所と名称です。
大胸筋、三角筋、上腕二頭筋、三頭筋、腸腰筋、腹直筋、腹斜筋、僧帽筋、広背筋、大殿筋、ハムストリングなどは最初に覚えましょう!
この本にも、主要な筋肉と位置と名称が書かれています。
これだけ知っていれば、筋肉マニアと筋肉トークができます!
筋肉について更に詳しくは、筋肉博士の石井直方さんと荒川さん共著の「筋肉のしくくみ・はたらきパーフェクト事典」 がおすすめです。
目的が明確ならば、筋トレは効果的に行えます。
一般的には、筋トレの主な目的は2つです。
◆筋トレも目的
・体形を変える ボディーメイクです
・より重たい重量を挙げる パワーリフティングやベンチプレスです
もちろん、もっとざっくり運動不足解消のためなんていうのもありです。
その次は筋トレでどこを鍛えるかです。
鍛えたい場所が決まれば、より効率的に鍛えることができます。
本の内容
「世界一使える筋トレ完全ガイド」では、個別の種目を紹介する前に
序章で、自分に合った筋トレ種目を選ぶための基礎が学べます。
最初の「筋トレのメリット」、「筋発達のしくみ」、「負荷の設定」はしっかり理解しましょう!
次の「筋トレ種目の選び方」は、初心者の方はまずはそんなものなんだ!でOKではないでしょうか。
そして、「筋トレの種別と特徴」は自分が行うであろう種別(自重、チューブ、マシン、ケーブル、フリー)を中心に理解を深めるのがよいです。
その後の章で、個別の具体的な筋トレのやり方が部位ごとに紹介されています。
いつも行っている筋トレも、何となくやってしまっていることもあるので、基本に戻り一度確認するのもおすすめです。
◆序章の内容
全身の主な筋肉
序章 自分に合った筋トレ種目を選ぶ
筋トレのメリット
筋発達のしくみ
負荷、回数の設定
筋トレ種目の選び方
・運動のボリューム
・負荷の抜けにさ
・伸長位の負荷
・ストレッチ効果
・フォームの習得難易度
筋トレの種別と特徴
・自重トレーニング
・チューブトレーニング
・マシントレーニング
・ケーブルトレーニング
・フリーウエイトトレーニング
筋トレ効果を高めるテクニック
筋肉の刺激を変える
あまり身構えず、時間があるときにペラペラと本書をめくり、次トライする種目を考えたり、基礎知識を再確認しています。
「世界一使える筋トレ完全ガイド」は世界一かどうか分かりませんが、とても使い勝手のよい筋トレ本です。